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Voigtlander NOKTON 50mm F1.5

フォクトレンダー ノクトン 50mm F1.5

NOKTON 50mm F1.5 (Voigtlander)

 

1950年にフォクトレンダー社のA.Wトロニエが設計したハイスピードレンズである。フォクトレンダー社のカメラ『プロミネント』用として設計された。当時としては最も明るいレンズのうちの1本である。 日差しのまぶしい感じや肌の質感、空気感をそのまま再現する稀有なレンズで、ポートレートの銘玉といわれる所以である。

 

ノクトンの名称は夜を意味するラテン語『Noctis』あるいはドイツ語『Nacht』に由来するとされている。 夜でも撮影できるくらい明るいという意味であろう。このレンズ以降明るいレンズの代名詞としてライカの『Noctilux』やNIKONの『NOCT NIKKOR』などにも使われている。​

 

A.W.トロニエによる先進的なレンズ設計により1950年代のレンズとは思えないほど洗練された写りをする。

A.W.トロニエは1936年にライカ社の依頼で当時ライカでもっとも明るいLeitz Xenon 5cm F1.5を設計している。近代、現代の標準レンズの多くがトロニエ設計のXenon、LeitzXenon、NOkTONの影響を少なからず受けているとされる。

 

 

 

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